以前、XAMPP Liteを使用したテスト環境の構築を紹介しましたが、
今回はテスト環境にオープンソースのブログプラットフォーム「WordPress」のインストールを
紹介しようと思います。
WS000006

WordPressの動作環境は
・PHP バージョン 4.3 以上
・MySQL バージョン 4.1.2 以上
この2点なのでXAMPPLiteで問題ありません。特に設定の必要もありませんが、
WordPressインストール時にMySQLの接続設定がありますので、あらかじめ
データベースとユーザー設定をしておきます。

XAMPPを起動して、ApacheとMySqlをスタートします。
WS000007
ユーザーを追加するにはMySqlの「Admin」ボタンを押します。
ブラウザにてMySQLの管理ページが表示されますので、「特権」タブより「新しいユーザーを追加する」に進んでください。
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そこでユーザー名とパスワードを設定します。その他の項目はそのままで大丈夫です。ユーザー名と
パスワーワードを設定した後「実行」ボタンで作業を完了させます。
次に「データベース」タブに移ります。そこで「新規データベースを作成する」の下のテキストボックスに適当なデータベース名を入力して「作成」ボタンを押します。これでMySQL設定は完了です。
後に、入力した・データベース名・ユーザー名・パスワードの3項目が必要になります。

つぎに「WordPress」のインストールですが、実に簡単です。
http://ja.wordpress.org/
公式サイトよりWordPressのZipファイルをダウンロードします。
XAMPPのコントロールパネルの「Explore」ボタンを押し、「htdocs」内に適当なフォルダを作り、
そこへ解凍します。解凍されたファイルの内、「wp-config-sample.php」をテキストエディタで開きます。

※wp-config-sample.phpでも説明されていますが、テキストエディタは「BOMなしUTF-8」
で保存できるエディタを使用してください。
ちなみにWindows7のメモ帳のUTF-8はBOM入りなので使えません。
私が使用しているエディタは「TeraPad」です。UTF-8Nで保存してください。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~t-susumu/

wp-config-sample.phpのデータベース名、ユーザ名、パスワードの項目を書き直して
「wp-config.php」の名前で保存します。
あとはhttp://localhost/解凍先のフォルダ名/wp-admin/install.php
にアクセスすればインストールが始まります。

私のテスト環境の場合、インストールは問題なく完了したようですが、実際アクセスしてみると
「functions.php」にてtimezone絡みのエラーがでました。その場合は
wp-includes/functions.phpに下記1行を追加すると解決できます。

date_default_timezone_set(’Asia/Bangkok’);